2008年の釣り

2月の釣り
6 アヨロ川 
 ウトカンベツ川も登別川もまったく駄目だった。この時期に新規開拓といってもそうは簡単に問屋は卸してくれないようだ。ならばもうここしかないという意見が一致をしてこのアヨロ川へ来た。といっても昨年、『かわせみ』はここで辛酸をなめている。
TOKI氏提供
 それでも昨年と同じ所へ車を止めてやってみる事に・・・ そして第一投、目印が流れに反して上流へと動く。すかさず合わせると3.3mの渓流竿が強烈に撓る。いったいなんだろう? 多少のやり取りの後、岩魚だと分かる。30cmくらいか? 完全に浮き上がったので取り込みに掛かるのだが一気に抜くのは難しい。この川ではネットはいらないだろうと思い車においてきた。魚ははっきりと確認したので抜きに掛かったところで針素が切れた。どっちにしてもリリースするのだからいいや・・・! ましてはっきりと岩魚だと分かったし。それにしても良い引きをした。褒めてつかわすぞ・・・
TOKI氏提供
 まぁ〜、さっきの事はもう良いとして上流へ行きましょう。
 ぽつんぽつんと釣れてくるのは殆どがこのサイズの岩魚。釣れないよりは釣れたほうが良いのだが、やっぱりやまべの顔がみたい。
 もう2時間も釣りあがっただろうか? 良い感じのポイント。ここで掛かってきたのは全身をぶるぶると震わせてきたのは紛れもないやまべだった。
 やっとやまべの顔が見ることが出来た。この1匹をみる為に今日一日釣り歩いたようなものだ。ここまで釣り始めて2時間、さらに釣りあがる。
 川も分流されかなり水量が減り、そろそろ終了かなと思わせる頃にいったいこれは何? と思われる魚が釣れてきた。
 サバだ〜! ここまできてよかった、結構きつかった。帰りはここからまた川通しに戻らなければならない。さすがに車まで戻ったときには足がつりそうだった。
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