2007年の釣り

98 徳志別川 
 最後の川として本流へ来てみたがこの光景を見て、『かわせみ』は釣りを断念せざるを得なかった。ものすごい光景だ。
 これほどのさくら鱒を見た事がない。いったいどれだけいるのだろうか? そのうちの1匹が1m程もジャンプした。真っ赤な体が空中に舞った時にまるで虹がかかったようだった。もう感激のなにものでもない。
 キザな言い方をすれば、ここはもう何人といえども立ち入る場所ではない。子孫を育む聖域だ。ただただこの光景を唖然として見つめるだけで、体が動かなかった。この光景をしっかりと自分の胸に焼き付けていこう。
 ここ数年、徳志別川は終わったという釣り人がいるが、この光景を見てもう一度同じ言葉が言えるだろうか・・・? 沢山の人々の努力の結果だろう。
さくら鱒、万歳! やまべ、万歳! 徳志別川、万歳!
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