2007年の釣り

102　古平川支流ピリカナイ川　

　次に来たのがもう少し上流のピリカナイ川。この川の水量を見ると、すっかりと落ち着いているという感じを受ける。さっきの川とは僅かな距離しか離れていないのに! この状態が増水状態なのだろうか？　となれば平水時はほとんど渇水状態と言う事になるが。

　渓の木々も少し色ついてきている。橋の上から眺めてみると水の透明度も良いし水量も悪くない。ちょっと川自体が小さいというのは否めないが、なかなかよい川のようだ。早速釣り始めるとポイントポイントで型の良い新子が出てくる。意外と新子の魚影が濃いようだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　苫小牧(^Ｈ^)さん提供

　先行している苫小牧(^H^)氏が写真を撮っている。まずまずの型を釣った様だ。こんな小さな川だがそれほどボサかぶりではなく、そこそこ渓が開けており釣りやすい。他の川が増水時の釣り場かも知れないが、どうして捨てたものじゃないという感じを受けた。

　ちょっとした深み、瀬、ブッツケなどのポイントがあれば必ずといって良いほどアタリがある。ただ、初めての渓なのであまり深追いはしたくないので、適当な所であがる事にしたが、もう少しやってみたい気もあった。これは苫小牧(^H^)さんも同じ気持ちではなかっただろうか。

　他の川が増水している中で、この川を見つけた事が何か得をしたような感じを受ける。それにしてもこの古平川水系は、かなりの増水でも濁らない川のようだ。この川、夏場にもう一度来てみたいと思った。
ここから下りて本流へ出てみようか！