2007年の釣り

101 古平川支流稲倉石川 
 先日の雨の影響がどのくらいあるだろう? 本流沿いに上流へ向かって走るが不安がよぎる。車を止めて水量を見てみると、やはりかなり増水していている。滝の沢などは釣りにならない。もう少し上流にこの川があるが、水量はそれほどでもないようだ。
 水量は多目だが釣りにならない状態ではないだろう。協議の結果、だめ元でやってみる事にした。
                          苫小牧(^H^)さん提供
 やまべは本流の滝までだという人がいるようだが、滝から上流にも間違いなく生息している。幾つ目かのポイントで釣れたやまべ。意外とこの沢は期待できるかも・・・!
 と喜んだのもつかの間、後が続かない。たまに新子がいたずらをしてくる程度だ。結構ボサがかぶっていてなかなか振込みに苦労する所がある。そんな中でこの川にしてはちょっと長い瀬があったので振り込んだらいい感じで来た。3.3mの竿が満月にしなる。上下流へ逃げ回るが無事ランディング。なんだこりゃ、岩魚でないの・・・!およびじゃないな〜ぁ。30cmに1cm足りなかったが、早々にバイバイ!
 そろそろ脱渓しますか? そうそう、紹介をするのを忘れていました。今日の相方はこの人! この川でのテンカラはちょっと、きつかったかもね。
 大丈夫かい? 落ちないように・・・ 次は何処にしますかね・・・?
 後日わかった事だが、この稲倉石川の上流にはマンガン鉱山があり、鉱毒のために極めて魚影が薄いとされ、またここには稲倉小学校があり、中央バスが通っていたとは驚きである。この稲倉石、菱マンガン鉱(ロードクロサイト)、ピンク色の綺麗な石で今現在も趣味で捜し歩いている人もいるとの事だ。北海道には沢山の元鉱山があったが、みんなそれぞれの歴史があり興味を覚える。
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