2007年の釣り

107 胆振幌別川 2 
 とにかく抜群の渓相なのだが極端に魚影が薄い。釣り人と思われる足跡はついているのでそれなりに釣り人も入っているのだと思うが。川に入ってもう2時間にもなるのだが。もう少し遊ばしてもらいたいのだがこれだけはなんともならない。
 盤と石の川だが盤の所は丸見えなのでまったくの無反応だ。まったくの追いも無い。今回は3.3mの竿を使用しているが、4.5mの竿にしたほうが良かった。
 やっとこの落ち込みでもう1匹がきた。結構な型だがまったくといって良いほどサビ付きがない。どう見ても新子とは思えないのだが、これはどういう現象なのだろうか?
 もう釣れなくとも良いからと思わず座り込んでしまった。それほど素晴らしい渓相だ。紅葉にはまだ早いが時期になればもっと素晴らしいと思う。
 こっちのやまべにはサビが。毛鉤も試してみたが、一度だけ出たがかからなかった。この川は間違いが無く魚影は薄いと思う。
 3時間ほど釣りあがった所に小さな砂防、右側にトンネルのような魚道がある。これ位の高低なら問題なく魚は遡上できると思うが・・・! 無いよりはあった方がよいので良しとしておこう。
 しかし、これは何だ。先ほどの砂防からここまでは僅か200mほどしかない。魚道を探してみたが何処にも見当たらない。さっきの魚道はどういう意味を持つのか理解できない。下流域にあるダムの魚道の位置にも疑問を持つが、この川を殺しているのは、こいつだ!

止めた、帰る! 腰が痛ぇ〜!
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